イスラム組織ハスマとは何なのか? ハスマとイスラエルの戦闘の裏側とそれに伴い危惧されてることについても解説します!

2023年の10月7日にハスマがイスラエルに対して一斉攻撃を行いました。

 

 

2023/11/15現在の段階ではまだまだ先が見えない状態となっており激しい戦闘が繰り広げられているとのことです。

 

 

これまでにもハスマとイスラエルの衝突は何度かありましたが、同派の歴史を振り返ってもかつてないほどの大胆かつ衝撃的な対イスラエル攻撃を行っています。

 

 

ニュースでもその様子が報道されていたりして悲惨な現場を見ると、やはり戦争や紛争といったものは良くないですね

 

 

何といっても得るものよりも失うものの方が多すぎます。

 

 

ウクライナ対ロシアに関してもそうですが、一刻も早く何らかの形で終戦することを願うばかりです。

 

 

そこで今回は、イスラム組織「ハスマ」とイスラエルの紛争について色んな側面から解説していこうと思います。

 

目次

イスラム組織「ハスマ」とは?

ハスマは1987年にイスラエルが実効支配しているパレスチナにおいて、「占領者」イスラエルの打倒を叫ぶ勢力によって発足された抵抗組織であり、イスラーム抵抗運動の通称となっています。

 

 

武力行使を辞さない考えを持っており、パレスチナ全域をイスラエルから取り戻してイスラーム国家の樹立を目指しています。

 

 

そのためイスラエル生存権を認めず、自爆攻撃を繰り返すような強行にも及んでおり、アメリカはハスマをテロ組織に指定しています。

 

 

『まあそりゃそんな過激な攻撃ばかりしてたら国際的な非難の声も凄いですよね🤔』

 

 

そんな過激なことをしている一方で、実は福祉・医療・教育活動を熱心に展開してパレスチナ人の草の根に浸透するような活動も行っているそうです。

 

 

意外ですよね!、自分達の味方や支持者を増やそうとしてやっているのなら良くないですが、善意でやってるなら味方には優しい感じなんですかね??

 

 

VIVANTに出てくるテロ組織「テント」に似た感じがしますね!

(テントはハスマみたいに死者をたくさん出すようなテロ攻撃はしてませんが)

 

 

またハスマの資産は10億ドル程度と見られており、人員のリクルートや装備を近代化することにも力を入れているそうです。

 

 

ハスマだけでそんなにも資産を得られるはずがないので、裏でハスマを支持している国があるのかもしれません

 

ガザ地区とはどういう場所なのか??

 

ではハスマが支配しようとしているパレスチナについてですが、中学の歴史の教科書にも載っているくらい有名な「パレスチナ問題」の舞台となっている所です。

 

 

そもそもこのパレスチナというのは、イスラエルガザ地区に加えてヨルダン川西岸地区などを含む地域の呼称のことなんですね。

 

 

そして現在このガザ地区という所をハスマが実効支配しており、ここからイスラエルへの攻撃を行っています。

 

 

このガザ地区東京23区の約6割の広さに200万人を超える住民が暮らしており、世界で最も人口密度の高い地域の1つとなっています。

 

 

『東京23区の約6割の広さに200万人がいるって普通に考えて有り得ないことですよね、ではなぜハスマにこれほどの住民がいるのでしょうか?』

 

 

実はこの住民の7割が1948年のイスラエル建国によって周辺地域の村や町を追われた難民となっています。

 

 

そのため、土地に対してこれほど多くの人が住んでいることになっているんですね。

 

 

そんな住民たちの失業率は65%を超えており、住民の90%が貧困ラインである1日1.9ドル以下の暮らしを行っています。

 

 

『1.9ドル以下で一日過ごすなんて無理ゲーすぎますよね!、そんなままならない生活への怒りの矛先がイスラエルに向いて幾度も紛争を起こしているのでしょう。』

 

 

今回の紛争で懸念される「もうひとつの大惨事」とは?

今回の紛争では、イスラエルはガザ北部を包囲して戦闘を激化、拡大することで、ガザ北部から住民を排除しようとしているようです。

 

 

それが行われるより前に北部に人道物資を入れる「戦闘停止」は認めないだろうとされており、認めるのは住民が南部に避難するためのみだろう。

 

 

イスラエルのネタニヤフ首相は、

 

 

ハスマが拠点としているあらゆる場所を廃墟にする

 

 

と宣言しており、

 

 

非戦闘員さえ強制避難させて排除すれば、「戦闘停止」で人質を解放させてすぐに戦闘を始め、市街地を廃墟化してハスマの殲滅に向かうとされています。

 

 

イスラエルの攻撃でパレスチナ民間人の犠牲がとてつもなく大きくなることが容易に想像できますね。

 

 

実際にガザでは現在、脱水症状の患者が増えており3万人以上が下痢の症状を訴えているそうです。

 

 

水害の多い冬が近づき、14日には今シーズン初の雨に見舞われ、水が媒介する感染症や呼吸器系疾患の流行という「もうひとつの大惨事」を防ぐことが重大な懸念事項とされてます。

 

 

また、極度のストレスにさらされているガザの子供たちが直後だけでなく長期にわたってトラウマに苦しむ事態も懸念されており、人道支援を大幅強化することが必要と考えます。

 

 

何といっても紛争に関係のない子供たちまで危険な目にあわされてしまうのは一番あってはならないことだとおもいます。

 

 

イスラエルもここでハスマを潰しておきたい気持ちは分かりますが、それよりも何の罪もない子供たちまで巻き込んでしまうようなやり方だけは避けてほしいと思います。

 

 

パレスチナ問題はかなり根深い問題で中々解決の糸口が見つからないのは分かりますが、両者が納得できるような仲裁国が表れてくれるのが今回の紛争を終わらせる最良の方法だと思います。

 

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